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CLLクラブ会報10月号

            
今、私はここチェンマイで主人と義母と9ヶ月になる子どもと暮らしています。私はこれからもずっとチェンマイに住むつもりですが、初めてタイに来た頃にはこんなことになろうとは夢にも思っていませんでした。 

            私が初めてタイに来たのは、日本語教師の実習生という形でした。私が通っていた大学とチェンライにあるラチャパット大学が提携を結んでいて、新しくできた日本語教師の実習プログラムで初めてタイの地を踏みました。

            私はそれまでに外国に出たことはあったのですが、英語圏だけでした。特にアジアには発展途上国のあまりぱっとしないイメージがあったので、自分からはあまり行く気になれなかったのです。でも、来てみると、タイの人はすごくやさしくて、別に生活に困ることもなく、楽しく過ごすことができました。ですがその時は、またタイに来る日がやってくるとは思ってもいませんでした。

            でも、きっとタイに縁があったのだと思います。それから一年半余りたった頃、大学院の勉強に行き詰まっていた私は、またタイに来るチャンスを得たのです。チェンライの大学の日本語教師の枠が一人空いたということで大学院を休学し、再びタイに来ました。1年間そこで日本語教師をして、「日本語教師は自分の天職だ!!」と勝手に確信をし、日本での大学院を卒業した後、またタイに戻ってきました。それからは、チェンライで1年働いたあと、チェンマイに引っ越して来て、今に至っています。

            タイでの生活は色々楽しいことも多いですが、タイの「マイペンライ」には、初めのうちはなかなか慣れることができませんでした。スーパーでお店の人がレジでお米の袋を破っても謝らずにセロテープを貼って「マイペンライ」、遅刻は日常茶飯事で「マイペンライ」、今の主人とでも生活面ではやはり気になることが多く、まず雑巾だろうと台拭きだろうと拭くものはすべて一緒、食器は食べた後すぐ洗わずに放置(おなかがいっぱいで片付けたくないから明日するということらしいですが)、私の車に乗って、どこかにぶつけてきて傷がついていても何も言わず、主人の姉がちょくちょくカメラや車を借りに来たり、親戚が冷蔵庫にある物を勝手に飲んだり食べたり…。そんな時、ある人が
            「適当」という言葉について教えてくれたことがありました。「適当」というのは一生懸命やらない、いい加減にするという意味もあるけれど、ちょうどよくするという意味もある、と。
今はタイの人を見てイライラするよりも、そういう考えを受け入れること、対立しても仕方がないと思えるようになったことで、自分も楽になった気がします。とはいっても、まだこれからもいろいろな事に遭遇するかと思いますが、まあ「適当」にがんばっていこうと思っています。

            川合先生の略歴等:愛知教育大学大学院 国際理解教育コース卒。タイ歴7年目。「タイにおける母語・継承語としての日本語教育研究会」副会長・チェンマイ支部長。「らぃあんちぇんまい」
            Noise紙に「子供と言語習得」連載中。広告関係の仕事をされているご主人、セッタサック氏との間に愛児マサキ君(9ヶ月)があります。《広報部記》


臨 時 総 会 の お 知 ら せ

9月会報及び9月第一例会にてお知らせしましたように、会則・細則改訂についての
臨時総会を行います。(臨時総会の前に第二例会の短縮版を開催します)

日   時 :10月17日(土)10時30分より
場   所 :チェンマイオーキッドホテル
出席 確認 :9月の第一・第二例会及び10月の第二例会会場にて出席確認・委任状用紙をお渡し致しますので、
                            事務局まで提出して下さい。
                            総会に出席出来ない方は、出来るだけ委任状の提出をお願い致します。

世話人会



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